豊岡中学校歌・豊岡高校校歌・野球部部歌

豊岡中学校・校歌

１．神武の御名に　紀元をしのび
常磐の色も　ゆかしき葉蔭
和魂のいしぶみ　立ちたる処
元気溌刺　学風揚がる

２．群がる雲の　済々多士は
ここらの岩根に　沸き立ち出でて
青空高くも　雄飛の姿
仰ぐ我等の　勇気はきほふ

３．崩れずかけぬ　亀城の御山
学びの窓を　おしてし立てり
日に日に鍛える　智徳に体に
至誠の熟血　漲り益る

４．細流擇ばぬ　蓼川の水
汪々よどまず　清けく澄めり
映して隅なき　月影こそは
心の鑑と　我等を照らせ

豊岡高校・校歌

１．群山の　秀に湧く雲と
諸人の　ここに学びて
かぐわしき　跡こそ残せ
われら今　きほいて集ふ

２．露霜に　幾世か経たる
深緑　窓に映ろふ
苔むせる　碑のかげ
尋め得たり　真澄の智慧を

３．ああ友よ　眼あぐれば
はるかにも　見さくる北に
新世の　希望の潮
とよもして　鳴るにあらずや

４．ほむらなし「理想」燃ゆるに
さ霧さへ　雪さへ晴れぬ
たたへなむ　わが豊高の
とこしへに　いよよ幸ふ

豊高野球部・部歌

１．ああ名誉ある　豊高の
野球部我ら　意気高し
但馬　山陰　若丹に
初の覇権を　握りたる
光栄ある歴史　君見ずや

２．吹雪も雨も　何のその
悪条件も　ものならず
打ち振るバット　飛ぶボール
先輩部員　一丸の
猛練習を　君見ずや

３．ああ先人の　血と汗の
歴史をけがす　ことなかれ
目指すは　明石　西官
強敵集う　甲子園
力示すは　このときぞ

豊高野球部　奮い立て
全国大会優勝の　凱歌があがる
その日まで

作詞　梅谷　光信
作曲　山田　雅敬